エアール

ブルーイグアナ 500万ポンドの獲物のエアールのレビュー・感想・評価

3.2
ホテルにて
血まみれの男女5人が
訝しまれることなく
どういうわけか警官に出口まで案内されるというね、笑
その後彼らは捕まることなく無事に帰宅を果たしました、とさ。
はて、いったいなぜなのか…
咄嗟の閃きと運も味方につけて
彼らはどデカイ山を成し遂げたわけであります。
ダイヤと現金の強奪、オマケに人殺しをね。


はて
やばめのマフィア連中から
欲張ってダイヤと現金どっちも奪っちゃおうと、
そんな大胆なことをやってのけようとするのは
前科者で仮釈放中の身であり
ニューヨークのダイナーで働くエディと相棒のポール。
彼らの人生どん詰まり、こんなはずではなかったのにと悔やむ毎日。

そこへイギリスからやって来たという
女性弁護士 キャサリンが訪ねてくる。
彼らにとある仕事を依頼するために
ーーマフィアの間で
近々取引されることになっている
青く輝く巨大なダイヤとその代金である現金を盗んでほしい、というもの。

アブない橋は渡りたくない二人は
丁重にお断りするのだが、
余罪をバラすと脅されてしまい
どうやら彼らに選択肢はないようで。

こうしてエディとポール、そしてキャサリン、
加えて、旧知の仲であり、悪友でとあるトニーとコーニーも巻き込み
一行はロンドンへと飛ぶ。

そんな彼らを待ち受けていたのは
人の弱みにつけ込み邪魔者には容赦のない、ロンドンマフィアのボス アルカディとイカれた部下 ディーコンやその取り巻きたちであった。
こいつらからどうやってブツを盗み出すか…
そこが肝心なポイント、なんです!!


サム・ロックウェルが
やるときゃやる男を
力み過ぎず抜き過ぎず、程よい加減で演じております。
それからキャサリン演じたフィービー・フォックス!!
途中からイメチェンして出てきたあたりは
思わずドキッと。
大事っすね〜こういうの、笑

難しいこと抜きで
気楽に観られる作品となってますので、
サム・ロックウェル好きなら
観てもいいかもしれません。
エアール

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