夜の来訪者のとのネタバレレビュー・内容・結末

ある一家のもとを警部が訪ねてきて自殺した人物に関する事情聴取を行うところから始まるストーリー。警部がその一家ひとりひとりと自殺者の関係を詳らかにしていって、死の真相に何か裏が！？と思いながら観てたらまさかの「実は警部は死神でした」ってオチ。
つまり、死の真相に裏なんて何もなくて、一家がその人を邪険に扱ったから自殺に至ったんだっていう人の行いの善悪に関する教訓みたいなことがこの作品の主題だったらしい。
途中からこの警部もなんか怪しいな？ってなる展開も用意されてるからミステリとしておもしろかったことに変わりはないけど、いかにも正統派ミステリですって顔した作品のオチで急にファンタジー要素ぶっ込まれると萎えるのも事実。一家と自殺者の関係を知りすぎてるのも死神だからで済んじゃうもんな。
無駄のない脚本できれいにまとまってはいたのでこの評価で。