このレビューはネタバレを含みます
原題"Malevolent"(悪意ある者)。
唇を縫い付けられた少女達のイメージは『着信アリ2』と"Ouija"の影響を感じる。
最も禍々しいイメージがそれなのだが、「実は霊よりも生きてる人間の方が怖かった」というオチで、孤児院だか寄宿学校の女校長が唇を縫い付ける場面が最も嫌な感じがする。「痛さ」で怖がらせるのは邪道というか、ホラー映画として志が低い気がする。
せっかく「霊媒」能力を使えるキャラを出しているのに最後以外やられっ放しなので、あまりうまい使い方とは思えない。