AYUMI

プロメアのAYUMIのレビュー・感想・評価

プロメア(2019年製作の映画)
3.4
敵だと思ってたのは本当の敵じゃなくってもっとラスボスみたいなのを見つけて懲らしめて、そんでもって結局世界中救うよアホで前向きな主人公は、というありがちな熱血王道ストーリー。その王道ストーリーをただただ派手なバトルで語る作品なので、各登場人物の心理描写など少しあっても伏線ほどのものはなくそしてあってもほぼ回収されず。
龍の涙ところなんて、本当だったら私大泣きしちゃうシーンだけど、絵の美しさに対してここまでの怒りに至る描写が少なすぎて感情移入できなかったぜ。
絵の感じと雰囲気、少しフリクリっぽかった。ハル子の声の人の存在も大きい。
炎の色がピンクだったり、炎の中の色の濃淡がないというか単色で、かたちも曲線より直線で描かれているような、独特な絵が新しい世界観を提示してくれて興味深かった。
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