北村龍平監督のアメリカ産・アクション作品
主役アリを演じたルビー・ローズはルックスは男性寄りの精悍な顔立ちでアクション映画によく合う。ジョン・ウィック2でも殺し屋を演じその存在感を現わしていた。
本作でのアクションはアクターの動きは良いのだがアップショットが多くそれが迫力を削いでいるように感じた。
本作のような格闘が主軸になる作品にとって、多少の既視感があってもキレのあるアクションであれば良いものになるのだが、どうもそれを感じない。
悪役のアクセル・ヘニーがいい味を出していたが、対決シーンは満足のいくものではなく勿体ない感じ。
あと、アリの甥が悪党から隠れてるのに大声出したりして少々イラついた。
シナリオなのか、演出なのか、緊迫感が今一つ足りない感じ。
ルビー・ローズ、素材は良いのでもっと良い作品に出てほしい。