本作の俳優でもあるオーガスティン・フリッゼル監督の暗黒時代を笑い話に変えた本作では、最悪な日常から飛び出すべく、ビーチリゾートでのバカンスを目指す高校中退の親友同士の奮闘が繰り広げられる。
アンジェラと親友ジェシーは高校を中退し、兄やその友人と共同生活を送っている。
バイトに明け暮れても極貧生活からは抜け出せないが、アンジェラはジェシーの誕生日に1週間のビーチリゾート旅行をプレゼントする為、家賃に充てるはずのお金で2人分のチケットを購入してしまう。
不足分の家賃を稼ぐ為に、無理な追加シフトを入れたものの、兄のせいで刑務所に入れられたり、誤って大麻入りクッキーを食べてしまったりと災難続き、正に「泣きっ面に蜂」状況に陥る。
「ティーン・ビーチ・ムービー」のマイア・ミッチェルがアンジェラ、「デス・ウィッシュ」のカミラ・モローネがジェシーを演じているが、友達以上恋人未満のような彼女らは自堕落で無責任で、或る意味“やりたい放題”状態。
だから、今までのティーンズガールズ物を逸脱するストーナー・コメディになっている。
ピンチに次ぐピンチの彼女らは、果たしてどのような結末を迎えるのか？
