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第三夫人と髪飾りのrosechocolatのレビュー・感想・評価

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)
3.9
ひたすら無言というか、極力セリフを減らした結果の映像美である。

「女は常に子を産む道具である」という考えは残念ながら今でも変わってはいないと思う。この時代ほど今はひどくはないが、それでも世界には女を虐げている地域は山ほどある。

そういった風習に、ささやかながら敢然と反旗を翻したい女たちの願望が力強い。困難に満ちていた当時の女たちは、勝利を掴めなかったかもしれないが、未来に託して生きたのだろう。そんな切なさまでも伝わってくる。
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