クリント・イーストウッドのやりたい放題映画。これは悪い意味ではなくてね。
でもやっぱりかなり高齢になってきて、グラン・トリノの頃と比べると体格が…骨っぽさが目立つようになってきて寂しい。
ポスタービジュアルがモノクロだったから、いきなりのお花畑のカラフルさに最初目眩がしたくらい。カラー作品だから当たり前だけど、色の美しい映画だった。奥さんの赤い口紅とか娘さんの水色のワンピースとかとても印象に残っている。
久しぶりのアンディ・ガルシアもお約束のようにラテン系の悪の親玉。もう演技とは思えない佇まい。あっけなく裏切られのが残念だけど。
内容はいつか破綻するだろうと思わせながら、次から次へと運んでいくクリント爺さん。ちょっと途中調子こいたけど、死に際の奥さんに本当の事言っても信じてもらえない可笑しさとか何か都合が良かったけど最後いろんな意味で和解して、罪を償って、好きな花を育ててはある意味、めでたしめでたしなエンディングだと思う。
新しいボスの悪達はどうなったのかな?野放しだったら連邦警察何やってんだかです。