映画を作ってたら映画を観れんくなっていてしまったので、久しぶりの劇場で映画をみれました。
やっとみれた!いぶし銀やけど、あまりイーストウッドイーストウッドはしてなかった印象。それでもラストカットはやはりイーストウッドのいぶし銀。
所々笑えるシーンもあり、特に高速でのシートベルトうまくつけれない男は最高。
このおじいちゃん、いつまで頑張るんだ?シーラカンスレベルの生きた化石俳優イースドウッド。
セックスシーンを描かなかったのは、現実的にタネ尽きもあるかもしれないが、イリノイ州に出たり入ったりする、ガレージに出たり入ったり、外にでたりほんとたまに家(内)に戻ったりするインアウトがセックスの比喩、ひいては人生という運動を示していたのではないかと考えた。教会の扉上のexitや高速のexit nowといった看板もそういう比喩の装置ではないかと。
花言葉を覚えたいと思った。今日『運び屋』で見た花言葉を僕はまだ知らないと10年後には言いたくないから。
あと、個人的にはなぜか作りがウディアレンへのメッセージのようにも見えた。おれもそういうのつくれんで、お疲れ様。みたいな、考えすぎか否か。