紫亭京太郎

薬の神じゃない!の紫亭京太郎のレビュー・感想・評価

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)
4.0
金に困ってインド製慢性骨髄性白血病治療薬の密輸に“手を染めた”強壮剤売りの男が、高額な治療薬代に苦しんできた患者達を相手に大儲けして、警察に捕まる前に“売り逃げ”るも、密輸治療薬が切れて重症化した白血病の友の死に心を揺さぶられて“改心”し、再び密輸に奔走して製薬の利権と官僚主義に対抗する義賊的物語。“正しいこと”は、時に国家権力に対峙するものであることは、ゆめゆめ忘れてはならない心に刻んでおくべき“常識”だ。
紫亭京太郎

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