静かに、生にしがみ付け…
新感覚ホラー映画の続編！
恐怖の1日目から始まり、前作の続きに繋がるかなりよくできた続編！
相変わらずほんまに緊迫感があって、前作以上に堂々と出てくるあいつらとの死闘があつい！
対抗策を持ってても強敵で、なおかつ今回は赤ちゃんと手負の仲間という、またまた難易度が高い！
ハードモードでプレイさせられてるこの感じは、観てる時のドキドキがやばいです！
前作では、意外な展開というか、現実的な事件が家族を襲い、その絶望から始まる今作。希望を手にした長女の勇敢さにはシビれる。サポート役として出てくるおっさん・エメットも心強いし、あるかないか分からんくらいの二人の絆が良いです。
そして何よりもラストの展開。異なる3つのの視点から、徐々に視点が集約される緊迫感が最高。そんで、盛り上がりもピークに達したところで、あのフィナーレ。今までの絶望が全部払拭され、受け継がれた意思と家族愛に溢れたシーン。まさか最後にまた泣くとは😭
今更ながら、音を出すとやってくる敵と聾の子どもを持つ家族という設定の組み合わせが素晴らしい。手話さえも武器となるこの映画の魅せ方は天才的やなと改めて実感。音の無い長女の世界と、他の人の世界が一瞬で切り替わる描写、音が無くとも、視覚的に嫌悪感と恐怖を感じるやつの造形。どこを切り取っても退屈する時間なく楽しめます。
まだまだ奴らについては謎だらけですし、1日目も描かれたことなので、3作目で全ての解決を期待してます！
2021年劇場観賞31作目
