予告からもっとドロドロな感じを想像していたのだが、ゲスからはかけ離れた、とてもクリーンで綺麗な映画でした。
原作を読んでいないので失礼しました…
天才ピアニストたちによって繰り広げられる壮絶バトル!と言いたいところだが、ただ4人の凄い演奏を鑑賞するための映画、といったところ。ピアノは詳しくないし演奏の違いもいまいち分からなかったので、ただただすげーと聞き流しつつ、コンクールの結果にはえ?なんで?となった。笑
ようするに、こういった世界は努力だけではどうにもならない、天性の才能によって左右されるということが言いたい作品なのかな。
辛い現実なのは確かだが、映画にする以上はもっとドラマが欲しかった!
登場人物全員が、面白くないくらい良い人なんだよな…
もっと世界の音に耳を傾けようとは思います。