【スタンフォード監獄実験】
『es』を思い出すような驚愕・残忍なドイツ映画。『ちいさな独裁者』という題名は可愛げがあり、『帰ってきたヒトラー』のようなブラックコメディ調の作品かと思いきや…
近くに座っていた人は初めてホラー映画を見たかのような反応を続けていた。人が銃殺される度に仰け反ったり。挙句の果てには劇場から出ていってしまって…^^;
同じく人が銃殺されまくるのに、タランティーノ作品とは一線を駕す気持ち悪さがある。残酷な現実・人間の本性を見せつけられたような気分。スタンフォード監獄実験はでっち上げとの噂があるが、こういうのを見るとやはり人間というものは…と思えてくる。
そういう意味では有意義な作品なのかな。実話系と言うこともあり、おすすめです。