ちいさな独裁者の作品情報・感想・評価・動画配信

「ちいさな独裁者」に投稿された感想・評価


視線やピンの合わせ方が絶妙
探るようなやりとりの中に各々の思惑も見えて面白い

権威は衣の上からと言いますか、外見から人が変わっていく不思議な実話

罪の意識を忘れて壊れていく様
増長していく人の悪意が絶妙に描かれている
闇の中に入っていくラストも締まる
エンドロール面白い
Echoes

Echoesの感想・評価

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ヘロルトの暴走はあらすじにあるとおりなのだが、印象に残ったのは彼を取り巻く人間たち。
当初無抵抗な脱走兵を殺すことを躊躇していたフライタークも、ヘロルトに従ううちに淡々と虐殺に加担するようになってしまう。
尉官クラスの者も彼を怪しみはするが、総統直々の命令であると言われると顔色が変わり、ヘロルトの悪事を受容する。
アレントが掲げた、自分が何をなすべきなのか自律的に思考するのをやめ、ひたすら命令に服従する時人は悪に囚われるのだという命題には重みを感じる。
本作視聴中にまず頭に浮かんだのが来海えりかの「知ってる? ファッションにはね、人の心を華やかにする魔法があるんだよ。性格変えるのって難しいけどさ、服変えるだけで、なんか違う自分になった気がするじゃん? 単純だけど、でもそれでいいと思うんだよね」って言葉でした.えっ?来海えりかって誰やねんですって?キュアマリンじゃないですか.社会人としての常識でそ.プリキュア観てないんですか.大人として恥ずかしくないんですか,29日からシリーズ18作目トロピカル〜ジュ!プリキュアがちょうど開始されますから,必ず観るようにして下さい.呼延灼との約束ですよ.
本作は.ただの脱走兵だったのに,大尉の服を着用しただけでなんか違う自分になった気がしたヴィリー・ヘロルトの物語.と同時に制服という属性を盲信した周囲が,ヘロルトの暴走に同調し,集団ヒステリーといえる喧騒の元大虐殺を行った物語でもあります.物語後半何度か挿入される宴会の狂騒に,ソドムを連想したのは私だけではないでしょう.その喧騒,狂騒,狂乱には,それだけではなく全編を通してヘロルトの物語には色がほとんどありませんでした.虚飾で彩られたヘロルトの物語に必要以上の色は必要ないじゃんか,という皮肉とも捉えることができるかもしれません.
そのヘロルトが人骨の森を抜けるシーンがあります.が,ヘロルトの目には夥しい数の人骨が目に入りません.自身の罪は全て制服が行った事とでも言うかのように.であれば,その制服を脱がされたヘロルトの人生がその後惨めになることは自明のはずだったのですが,「自軍に損傷与えてないし」で完結させちゃう軍のありようにムヒョーとなったわけであります.戦争コワイネ.
Johan

Johanの感想・評価

3.8
演じて、なおかつバレないってのが頭いいんだなと思う。悪運も強いし、行動力もある。使い方さえ違っていればなぁ。

まぁそうだろうなぁっていう、ストーリー展開だけ残念。実話なのは衝撃。
IDEA

IDEAの感想・評価

3.4
その場の雰囲気や相手の立場などを気にしがちな日本人には妙に身近に感じられる作品。

結局、長いものには巻かれろってことだろうか。

この人本当に将校?と思ったとしても、制服と階級章を身につけている以上指摘するのはリスクが高すぎる。
上官に不敬を働けば損をするのは自分。

今の社会でもこういう心理は変わらない。

上司からおかしな指示を受けて、それはおかしいですよと真っ向から言える人がどのくらいいるだろうか。
おかしいと思いつつも指示通りに行動するのでは?
失敗した時に責任を押し付けられるとしても…。

ただ、自分もそれが楽なんだろう。
自分は指示されただけだって言えるから。
反発したはいいがそれで失敗したら黙って従った時より悪いことになる。

だから今日も指示された通りに行動する。

指示通りに引き金を引く。

なんともやるせない映画でした。
戦争時代に現れた天才的な詐欺師ってとこか。
最後まで伝えたい事がよくわからなかったけど、話としては面白い
yumtantan

yumtantanの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

終始不穏。ずっと暗くて重い。
嘘も暴力も恐ろしい。
「制服」なんて分かりやすい権力の前では、
違和感があっても屈してしまうよなあ……。

自分の命をかけたら、
必死に守ろうとする気持ちは分かる。
そして数々の暴力で麻痺して、
暴力すらエンターテイメントの様に、
扱ってしまう気持ちも。
誰の心にも潜んでいる悪魔の感情を、
見せつけられている気分になった。

人道的な感情を持ち、
最後まで踏みとどまっていたフライタークが、
一線を越えてしまうシーンが印象に残った。

エンドロールが、
パフォーマンスアートの様だった。

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦末期、ドイツ敗戦まであと僅か。
その頃に実際に起きた出来事を実話ベースで描いた作品。

嘘みたいな本当の話。
非道な虐殺行為に加担したのは国家社会主義者達だけではなかった、この時代はみんな狂っていたのだなと勉強になる内容でした。

戦争映画なのに、彼らは何と戦っていたんだろう?
主人公ヘロルトが犯した罪というよりは、こんなことが罷り通る無法地帯が既に恐ろしかった。
敵ではなく脱走兵の処刑に明け暮れているんだから。

面白いというよりは、知識として有益かなって内容でした。
ま

まの感想・評価

4.5
ヒューゴボスがデザインしたと言われているナチスの軍服が持つ権力ってすごいな、、軍服自体はかっこいいねんけど、、
だんだん過激さが増していく主人公に恐怖やった
ほんまにあった話で主人公は20歳そこそこやったとはな😩💦

エンディングがめちゃくちゃいい
若武者

若武者の感想・評価

3.6
面白い!最後のホテルのシーンとエンディングがグッド!!!
ナチスは、制服がかっこいいからいけないと思う!!!
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