換気

僕たちは希望という名の列車に乗ったの換気のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

西に逃げることを決意した若者たちが、ベルリン行きの列車に乗る日の朝の、家族や仲間とのさりげない別れが、胸に響いた。永遠になるかもしれない別れなのに、幼い兄弟に悟られないようにという事情があったり、監督の演出だったり、
色々あるにせよ、
これでいいのか?って思ってしまう、毎朝のいってきますの挨拶くらいにさりげなかった。
まさにクルトは「夕飯までに帰るんだぞ」という、警察の前でついた父の優しい嘘に「またあとで」って返して西に逃亡した。しびれるな

テオが、愛した兄弟や両親との未来を半ば捨ててでも、自分の信条、思想を貫こうとしたところに、当時の若者のつよさ、かっこよさが現れてるような気がする。
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