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夏の鳥のTOTのレビュー・感想・評価

夏の鳥(2018年製作の映画)
4.1
‪70年代コロンビア、結納金の為に麻薬密売に手を染める男から始まる、先住民族の対立と栄枯盛衰。
バッタや鳥が疫病や復讐そして死を表象し、夜ごとの夢が来るべき現実を告げる。
ナルコス的世界と先住文化が融合し、または衝突し、乾いた中にもノスタルジックな美しさを湛える伝承歌のように悲しき年代記‬。
これが事実に基づくということで世界にはまだまだ耳目を集めるべき話がゴロゴロあるに違いない。
シーロ・ゲーラ監督とプロデューサーのクリスティナ・ガジェゴ夫妻が共同監督ということで、わぁぁ今すごいシーロ・ゲーラモーメントだぁって勝手に思うのも楽しかった。

ラテンビート映画祭
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