伝統を重んじるコミュニティを描いているせいか、他の同系統の犯罪映画よりも重みと気迫が凄いというか...
結構冗長なわりに、人間関係があまり深掘りされることもないんだけども、それでも強く印象に残る作…
コロンビアのシロ・ゲーラとクリスティナ・ガジェゴ(女性)の2人の共同監督作。
コロンビア北部の砂漠地帯に暮らす先住民族ワユーの一族の二人の男がたまたま始めたマリファナ密輸が、巨額な富をもたらすと共…
多くの技法やトリックを用いず、ただ物語を紡ぎ映像を繋ぎ合わせていくこの作品の中に見出せる事象の余りあること。
夢、虫、鳥などのメタファーが指し示す一寸先の闇に慄きつつ、やはりどこか希望を探してしま…
【シロ・ゲーラこそ『百年の孤独』を】
音楽と映像の圧により、麻薬売買の現代的な話にも拘らず、何百年、何千年もの壮大な物語に見える。
前作『彷徨える河』と比べると、映像、音楽に寄りかかり過ぎな気がし…
70年代コロンビア、結納金の為に麻薬密売に手を染める男から始まる、先住民族の対立と栄枯盛衰。
バッタや鳥が疫病や復讐そして死を表象し、夜ごとの夢が来るべき現実を告げる。
ナルコス的世界と先住文化が…
新宿バルト9にて開催中の、ラテンビート映画祭にて。
麻薬取引というテーマから「ボーダーライン」的なやつを期待してたのですが、
"闇ビジネスによるコミュニティと伝統の崩壊"的なテーマの作品でした。
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