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ハード・ペイントのTOTのレビュー・感想・評価

ハード・ペイント(2018年製作の映画)
3.8
‪閉塞感ある地方都市で自室に篭り、塗料にまみれて半裸で踊る時だけ解放される内気な青年。
暗闇を貫くビートとネオンカラー、恋の煌めき。
出口は見えずとも、蠢くこの身は今ここにある。
相対ではなく絶対に、運動を続けることを選ぶグラマラスで鮮やかな肉体。
‪何も手にしてないように見えても、救いが無いように見えても、肉体から溢れるエネルギーは希望だし、若さであるし、どうしても生きてしまう怠惰で甘美な悲しみのようでもあるよ。‬
とても良かったっていうか、なんか好きだった。
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