いつもいっちゃん

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りのいつもいっちゃんのレビュー・感想・評価

4.7
2D字幕版鑑賞。
かなり丁度良いし、めちゃくちゃ面白かった。
想像以上にクオリティが高い。
RPG版ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにして、ちゃんとオリジナリティあるエンタメ大作。
映画のストーリーはちゃんとRPGらしい話運びなんですが、ちゃんと映画としても面白い。
134分と長尺な映画なんですが、全く気になることもなく、様々なダンジョンをクリアしていき、ラスボスまでたどり着く過程が観ていて気持ちが良い。
キャラクターが魅力的でそれぞれの特性を生かしたアクションが見物。
ミシェル・ロドリゲス姐さんの使い方を心得た製作陣には感謝しかない。
RPGのあるあるを仲間集めから様々なクリーチャー、ギミックなどを結集させた仕掛けにワクワク。
少し懐かしいワクワク感がありました。
最近複雑化した娯楽大作が多い中、堂々と楽しさを提供してくれる本作。
ハズレが多いジャンルの中でもこれは当たり。
予備知識なしで1つの作品で充分な満足感があるエンタメ大作としては満点な仕上がり。
続編があれば確実に観たい。
ニコニコで帰れる娯楽映画。
そう、映画はこれで良いんですよ。
ヒュー・グラントは本当にこういう役が上手すぎる!笑

余談。パンフレット無いのはいかがなものかと思うし、エンドロールで日本の誰か分からない需要が明らかに無さそうな歌手の曲を流すのはいい加減やめて頂きたい。