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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りのuyuのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

⚫︎加点方式でも減点方式でも100点
・まーーーじで減点要素がない、制作側の深い愛と知性を感じる
・特にホルガがすごく良くて、「実はかわいいもの好き」的な要らん味付けも無いし、恋愛で身を持ち崩してるのも「実は一途な乙女なの♡」みたいな話じゃなくて、シンプルに直情一直線タイプの人なんだな…って分かる辺り、キャラがほんとに生き生きしてる
・ホルガの役回りは典型的な「男らしい男」のロールだと思うんだけど、ただカッコイイだけの姉御にするんじゃなくて、ああいう人達の良くない所もトレースしてるのが大層良かった(別れた恋人が未だに自分のものだと思ってる節があるとことか)
・エドガンはホルガとの関係を "siblings" っていう性別を問わないきょうだい関係を指す言葉を使ってるのに、日本語字幕だと兄妹/姉弟みたいに性別と序列を含めた言葉しか無いのが口惜しいな

⚫︎垂れ流しのセクシー
・事前に「やたらセクシーなパラディンがいる」ってことだけ聞いてたけど、登場から3秒で絶対こいつだ!!!!ってなった
・他の要素は完璧なバランスを保ってる制作側が、唯一制御外にしてるダダ漏れのセクシー
・別にセクシーで敵を魅了したりとかはしないので、まじで不要不急のセクシーなんだけど、こんなんなんぼあっても良いですからね
・彼は皮肉を言わないので、ラストのフォージに対するグッドイブニングは本当にただのこんばんはだった可能性ある

⚫︎平日夜の回だったんだけど、「欧米出身の "俺たち"」みたいな層がほとんどで楽しかった ここだけコミケ会場

⚫︎見るとゲームがしたくなる映画でしたね
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