ケプの助け

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りのケプの助けのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作のゲームはプレイしておらず、どれだけ忠実かはわからない。
いわゆるオープンワールドの中世RPGの世界は演出も含めて感じることができ、戦闘シーンも実写化するならこうゆうことだよね。と納得出来る内容になっている。
モンスターの造形や攻撃もシンプルだが説得力のある描き方になっており、見ていて楽しめる。
世界観や音楽もそそるものがあり、ワクワクできる。
勇者や特別な力を持った者では無く、何者でもない脇役を主人公にそれでも創意工夫と自分の磨いた力を使いミクロな活躍がマクロな展開をおさめるスカッとできる物語。
主演のクリスパインも渋い役を丁寧に演じており、今まで作品に恵まれてきていなかっただけに、そこでも感動できる。
ラストも過去よりも、未来を仲間と生きることを選択するあたり王道ですが、バッチリハマっている。
この手のジャンルが興味ない方でも充分に楽しめる内容になっており、単純なアクション映画と侮れない作品に仕上がっている。
ケプの助け

ケプの助け