ふふい

キャッツのふふいのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
3.5

恐怖!猫人間による、猫にとって犬登場以来最悪の出来事である不浄のポルノたまねぎ映画!!!!
という語彙力の限りを尽くした酷評の嵐によって逆にハードル上がっていたんでしょうか、、 普通に飽きずに楽しめました。


先にいいところ言います!


歌と音楽!Catsなので当たり前ですね。吹奏楽部時代に吹いたことがあるという思い入れもあり、大変楽しめました。ジェニファーハドソンのメモリーなんかもう本当に最高でした。
内容がカルトだの言われているようですが、Catsとはそういうものなのでは?舞台版より話はわかりやすくなっていたようです。舞台版は未見ですが、それでも楽しく見ることができました。
あとヴィクトリアのダンス!ロンドンのロイヤルバレエのプリマの方らしいですね。本当にバレエが上手くて動きが美しくて見応えがありました。


以下、お待ちかねCats大喜利です。


猫人間のデザインはもうそういうものとして受け入れるしかないです。ただ、彼らが舞台版Catsより気持ち悪いと感じる理由の1つで、皆さんがあまり言及していない”メイク”について一言。
舞台版Catsは、舞台らしくガッツリ猫に寄せるように白塗りや毛の柄のメイクを顔にも施しているようですが、今作はそれが皆無。というか、みんなバッチリメイクが決まっているんですよ。人間用の。だからかな、特に雌猫たちが化粧した女が人間の頭蓋骨から猫耳を生やしてボディペイントしているようにしか見えず。気持ち悪いわけだ、、、

人間のような仕草で生活し言葉を交わすのに、突然フシャーー!と威嚇したりナーォと鳴いたりするのが不気味で不気味で仕方なかったです。(舞台版Catsの大ファンから言わせると、手先の仕草のせいで人間と猫を行ったり来たりする不可解な生き物に見えたんだとか。)
あと突然バッッッッと服をはだけたイドリスエルバ!!!お前一人だけ全裸にしか見えんわい!!!!!ツイッターでふざけて「全裸のイドリスエルバを見て頭が真っ白になってしまい、以降の記憶が一切ない。」と書きましたが、同じように思っている方はたくさんいらっしゃるようですね。イドリスエルバだけ最初から服着てるし、あと毛並みが短くてツヤツヤしている(?)から全裸にしか見えん。勘弁してくれ。しかもちょうどテイラースウィフトの歌が始まって、映画に没入しかけたタイミングで、、、一気に現実に引き戻されたわい。

あとほんっっっまにネズミ人間とゴキブリ人間があかん!!!猫人間がゴキブリ人間を捕食するシーン あらあかんやろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふふい

ふふい