ふふい

アイ・ケイム・バイのふふいのネタバレレビュー・内容・結末

アイ・ケイム・バイ(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

意外と良かったんだけどなあ〜???
主人公ぽいジョージマッケイが爆速で退場する割には飽きさせない観せ方ができていたと思います!
社会的な問題を描く映画!として観ると何もかも中途半端かもしれませんが、むしろそこが良かったかなあ。結局みんなそんなもんやんね、っていう。
そもそもマッケイは莫大な遺産が手に入る予定の、貧困でもないモラトリアム男子だし。何も成し遂げていない自分と社会的な承認欲求との間で何か"イケてる"ことを!と思ってるけど、金持ちの家入って落書きしてるだけ。貧困層の代表ぶってるけど本人は恵まれているし。

対する判事の抱える父との確執も大したことなく、ラビに似た境遇の若者を監禁して痛めつけて…過去のせいのふりしてそういう癖なだけちゃう?っていう。

悪くいえば中途半端、よくいえば人間らしい登場人物たちがわたしには魅力的に見えました。しっかり怖いし救いもあるようでない!
ふふい

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