中国大陸の深圳と香港を、越境通学をしている女子高生が、アンダーグラウンドな闇バイトにハマっていき...って物語。
香港では広東語を使い、自宅ではマンダリンを使い分けてる辺りが今っぽい。
闇バイトと言うのは、スマホの転売。
香港では安く買えるんだけど、大陸に行けばかなりの高値になり、いい転売ヤーの材料になるとか。綻びが見えて来た、一国二制度を象徴しているかのような題材です。
元々は、日本に行く事に憧れを持っている少女だったんだけど、やがてお金欲しさから闇バイトにハマっていきます。
転売ヤー軍団も初めは優しかったものの、段々本性表していく辺りがリアル。
香港の風景が懐かしく、久しぶりに街の雑踏を感じさせてくれて、香港に行きたくなった。
コロナ前でも税関厳しくなっていて、自分も香港旅行から帰国した際、日本の税関で何故か異様に怪しまれて、全身チェック受けて、「金(きん)とか持ってるんでしょ？」とか税関の職員に散々嫌味言われたことを思い出しました。とにかく偉そうにしてて税関の職員大嫌いですね。笑
その上、ベルトコンベアでの荷物の受け取りにすごい時間かかってしまい、羽田に2時間くらい足止め食らった。笑
主演のホアン・イーは知らなかったけど、凛とした表情で、今時の女の子って印象でした。映画としては、まおもって感じです。
