湯浅さんらしい作風とポップさ、どちらも抑えめにみえつつも印象を残してくるので良かったですね。
作品自体も眩しくて好ましい。色々と布石をちりばめて、自然にリズムよくそれらを利用して説明していくのもよいです。
前半のこれでもかという、ここまでみせられたら嫌味も何もないぜ!というベタっぷりには笑うしかないですが、それがあるからこその後半の喪失感で、そのための必要な助走といえます。
その後半のファンタジーさは湯浅さんらしく、またラストの見せ場の描写は大変よかった。最高やな、と。
ただ、しいていうと声優はちょっとなぁでございました。
しかしこの夏に是非見て損はないかと!