このレビューはネタバレを含みます
2018/12/22
Netflixオリジナル映画。
ホラー映画ではないけれども、考えればそれより怖い、あるいは不快になるかもしれない。
怖さの違いだ。
サンドラ・ブロック、良かった。焦ってる感じと必死な感じが。
女の子が健気で可愛かった。
突然、目を開けて何かを見たらおしまいの世界になる。
最後まで実態はわからない。その何かは人によって見え方が異なると思う。
最後まで引きつけられるけど、何それと思う人もいそうな終わり方だ。
私も「これで終わりか」と思ったものの、咀嚼すれば、考えさせられることはある。
(以下、自分の考えなので見る前から先入観を持ちたくない人は読まないほうがいいかも)
善と悪。
前向きに考える人と、闇を持ち続ける人と。
信頼。
今、法律やルールがあり、働き、人に迷惑をかけない生き方が正しい。
だけど、それがひっくり返ったら?
無秩序な世界はそうじゃない世界よりもすぐに終わるだろう。
無差別殺人などに似ている。
このような映画の世界になっても、秩序のある世界が最後まで残ればいいけども。
それをトムは言っていたのだろう。
夢を持つことや希望を持つことが前向きに生きれるということ。
夢や希望がわからなくても、目の前に今やる必要があることを淡々とやっていくことも生きること。