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バード・ボックスのRのレビュー・感想・評価

バード・ボックス(2018年製作の映画)
5.0
ーーーを視ると、自殺する

ーーーは東欧から始まり、世界中に広がった。
謎の異変が次々と起こる中、生き残るためにできることは、、、。

ーーーに怯えながら、視界を奪われた世界で生き抜く中で、人はどのように変化していくのか。2時間ちょっとの映画だったが、息つく暇もなく臨場感フルスロットルな映画だった。

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自分なりの解釈

 視たら死ぬ。ここで、この映画のおもしろいところはただ死ぬだけではなくて、なにかに怯えたり悲しんだりした後に自ら死ぬための行動をとるというところにあると思う。
 現代社会の闇を知りながら、それを見ないようにして生きている今の人間を描写しているように捉えた。
 その闇の部分はあまりに深く、それを視てしまったら全てに失望し
て生きる意味を失ってしまう、そんな闇が現代社会にはあるのではないかと感じた。

ーーーの正体を最後まで明かさなかったため、観た人それぞれに想像の余地を与えてくれた。このもやもや感がとても良かった。
 サスペンススリラーとして観ても、2時間ずっと緊張感が続いて楽しめる映画だったのでとてもおすすめ。
 
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