ゆき

スノー・ロワイヤルのゆきのレビュー・感想・評価

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)
3.5
倫理観

息子を殺めた犯人の大元へ歩み寄るため、殺し捨てる。それが模範市民の新ルーティン。
犯罪小説のアイデアを基に次々と手をかける父親。
死者が出るたびにクレジットをするのは追悼なのか嘲笑なのか。(たくさん亡くなります)
彼の爆走は止まらないけれど、ベッドで読み聞かせた本がコアで、シュールな関係が成り立つ様子にどこかほっとした。
真っ白な背景に真っ赤な血が散る画はファーゴを彷彿とさせる。
ハンス・ペテル・モランド監督のセルフリメイク作品なんですね、原作との違いがあるのか見てみたい。
×××
除雪作業員のコックスマン。平穏な日々は息子の死を機に一変する。息子の死因に疑問を抱いたコックスマンは麻薬王へと迫っていく。
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