試写会にて。
これぞスコセッシという映画。長さを感じない。名作鑑賞後の余韻を味わえた。
前もって1920年代の先住民と白人の話だと聞いて、「スコセッシらしさ」を感じなかったけど、鑑賞中は終始ギャング映画っぽさを感じてた。
ディカプリオのなんにも考えてない役もいいけど、デ・ニーロがやっぱりすごい。恐ろしい……
デ・ニーロにうまいように使われて奥さんの家族(奥さん自身も……)を傷つけるアホな主人公。だけど、奥さんや子供のことは愛してる。なんとも言い難い。それに加えて、奥さんもディカプリオに依存してるし。哀しい。
試写会でも話されてたけど、FBI視点にしなかったのが大成功。人間の身勝手な性を痛感させられる映画でした。
短時間だったけどブレンダン・フレイザー印象的だった。
一見の価値あり!!