始まりも、超過激。
アーサー王と円卓の騎士に擬えたキングスマンの誕生秘話です。
延期に次ぐ延期でしたが、やっと公開されました。
ヴォルデモート卿がオックスフォード公に見えるか心配でしたが、リス・エヴァンスの風貌も拍車をかけて、やはり私の脳裏によぎるハリポタ感。
そして第1次世界大戦の戦時下ということもあり、ハリポタ感の後は「1917」感が私を襲います。
山場では？と思うシーンが何度もあるし、今までのキングスマンのようなスタイリッシュさこそないけれど、今回は英国貴族とあって粋です。
エンタテインメントとして、とても楽しめました。
実在した人物や史実に基づいて描かれた前日譚に、良い意味で裏切られたと思います。
全体として、報復のイメージが強いストーリーでした。
争いを起こさないため、無駄な死を招かないために誕生したキングスマン。泣くとは思ってなかったです。
トム・ホランダー、わりと好きだから分かるかと思ったけど、見分けつかなくて怯みました。
1番ビックリしたのは山羊ってあんなとこ登れるんだってこと。
