オザキ

キングスマン:ファースト・エージェントのオザキのレビュー・感想・評価

3.6
世界の総意「前日譚より続編」

<あらすじを一言で>
オックスフォード卿とその息子コンラッドの2人は、第1次世界大戦を秘密裏に止めるべく諜報活動に乗り出すが…。

今年度271本目。以下、ネタバレなしの率直な感想です。

ポイント①アクションはやや地味
かつての2作品が派手過ぎたのもありますが、今作は一気に落ち着いた雰囲気になります。もちろん最新鋭のメカが登場することはないので、アクションの見栄えが地味になるのも致し方なし。銃<剣、通信<電報 といった形です。まぁ、古き世界大戦の雰囲気を楽しめるという見方もできなくはありません。

ポイント②敵キャラも地味
サミュエル・ジャクソンやソフィア・ブテラなど、エネルギッシュで印象深いヴィラン達は『キングスマン』のいわば花形。今作もラスプーチンが登場するとのことで期待してましたが、個人的にはあと一歩及ばず…。イカレ具合も想像の範疇を出ませんでした。

ポイント③ストーリーは意外な方向性?
前作や予告編を見て予想していたストーリーと結構違いました。その辺のドラマ性は大きな見所になると思います。 また、付け加えるとすれば諜報機関”キングスマン”はほとんど関係してきません😅 シリーズ物と言うより、単独作として捉えた方が良いレベルかと思います。

<総評>
「キングスマン」好きなら見るべき!みたいなタイプの作品ではありません。今までの2作と関連性は薄いので、単独で興味あれば是非✨ レイフ・ファインズは渋くて良いですよ🤣
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