まりぬ

キングスマン:ファースト・エージェントのまりぬのレビュー・感想・評価

4.2
多分だけど自分が見たいと思ってたものの中でいちばん本当はいつやるの!?ってなってた映画。
いやーマジ…今日まで長かったわ…

(ネタバレしています)
いつもキングスマンは息ついた途端にまた息飲む展開の最上級のやつが来るので身構えてたけどやっぱり戦地でのあれはガンときた。
コンラッドの事知ってたかだか1時間ちょっとだったのに既にそれまでの展開が走馬灯の様に頭に浮かんだ。辛い。
手法としていつものやつなのに毎度辛い!

大音量で壮大なクラシック聴きながらの緻密なアクションシーン、特に興奮したなー!
コサックが組み込まれたバトル良すぎ。ずっと見てられる。
でもそれまでの展開スクリーン直視するのめっちゃ躊躇ったんですけど!なにあれ!笑
ちょっとパパ…!ってなった笑
ラスプーチンクセすごどころじゃないキャラであそこで出番終わるの勿体ないくらい。
逆に黒幕はなんだか想定内だったのと動機もサラッと言って終わりだったのが残念な気もした。見せたいとこがそこじゃなかったんだろうけど。

あと敵のアメリカの側近?参謀?の人めっちゃ見たことあるやんと思ったけどウィンターソルジャーからMCUに出てた人だったのね。そりゃ見覚えもあるわ。悪役似合うなぁ。

ヤギ小屋上陸作戦の頓挫というかハチャメチャになり具合を見るとこの結果オーライな感じがキングスマンあるあるなのかなと思ってしまった笑

スパイ映画というより戦争映画の側面の方が大きく感じてコンラッドメインのシーンはずっと顰め面で見てしまった。
パパンが目指した戦争のない世界が切に必要だと思いました。

そういえばやはりアメリカではいい酒といえばステイツマンなのねとニヤニヤしてしまった。

やっぱりキングスマンは面白い。
続編が見たいなー。
まりぬ

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