このレビューはネタバレを含みます
オススメに度々現れる本作。気になっていた所、Amazonプライムに登場したので、前情報なしにポチリ。タイトルは筏に名前でも付けたのかな？と思っていたが、まさかリングネームとはね。
キャストも知らなかったので、このヒゲモジャのタイラーは誰？と思いつつ、途中で“まさか”と思ったら、そのまさかのシャイア・ラブーフとは！ 初めて彼をカッコいいと感じた。
そのタイラーが、老後施設から逃げ出したダウン症のザックと、フロリダを目指すロードムービー。タイラーは初めからザックを特別視していない。最初はただの足手まといだが、泳ぎを教え、銃を教え、どんどんバディになっていく様がよい。途中で追っ手のエレノアが加わるものの、その目的地に着いた時、物事ってそうそう上手く行くもんじゃないよね、と悲観した時の、ソルトウォーター登場がニクイ。
ただ、どうしてもスッキリしなかったのが、なぜタイラーの兄が亡くなったのか？と、カニ漁師達への恨みは何なのか。そこがわからないと、タイラーがただの、兄を失っていじけた犯罪者野郎なので。。。
