ダウン症のザック、訳あり男のタイラー、養護施設で働くエレノアが、憧れのプロレスラーに会うための旅をする話。
まずは、何となく気になって見始めただけなのに、こんな素晴らしい作品と出会えたことに感謝！久しぶりに心洗われる映画を見ました。多くは語らないけどメッセージや意図は伝わるし、とても心地良い作品です。
ザックが自分らしい生き方を見付けていく姿がとても魅力的で、そして、そんな彼のエネルギーに巻き込まれるように自分らしさを取り戻していく2人の姿も何だかとても良くて、キュンとしてしまいました。自分らしくいて、その自分を受け止めてくれる人がいて、その人達と楽しい時間を過ごすって、実はとても難しいことで、でも、それを成し遂げた彼らを羨ましくも思います。自分らしくあるということは時として自分勝手にもなってしまうけど、あんなにピュアに魅力的に自分らしくいられるって、素敵だな。
あと、彼らの旅もとても楽しそうでした。大自然の風景に癒されたし、筏で海や川を渡ったり、原始人ごっこしたり、ワクワクしました。筏の上で、息止め大会をしているザックの横で大人2人が喧嘩する場面は結構笑ったし、1番好きなシーン(笑)。
