Pnori

特捜部Q カルテ番号64のPnoriのレビュー・感想・評価

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)
4.0
毎度毎度よくもまぁ重くて暗くて寒いテーマをぶつけて来るねぇ…(笑)

デンマークは罪深い黒歴史多くない?と思ったけど、どこの国でも消し去りたい歴史は必ず存在するするわけで。
北欧はおろかヨーロッパにさえ行ったこともない身でこの馴染みのない国で起こった話を単なる黒歴史で片付けるのもおこがましいけど。

今作で一番に感じたのは…
カールよ、大人になったな(笑)

今回は酷い目にあったアサドだけど、誰よりも先にブチ切れ、突っ込んで行く姿がかなり危なっかしい。
だけどアサドが自我を失い前のめりになればなるほど、反対に冷静で素直になるというカールの操縦方法を発見(笑)

シリーズの中で一番登場人物たちに近づけた気がする。やっとこれから魅力的なチームワークを見せてくれるのかと思ったら、この俳優陣はこれでラストらしい。ホントに?ちょっとショック…。
もう少しこのチームで観たかったなぁ…。

ただ、原作のカールは他人を寄せ付けず情緒不安定でもないし、アサドももっと飄々としていて明るい性格。もしかしたらより原作に近いような路線変更をしてくんじゃないかと予想。あくまでも予想(笑)
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