woos

エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語のwoosのレビュー・感想・評価

-
Amazonプライムビデオにて字幕版を鑑賞。
テーマ「犬の一生」

[全体として]
犬映画は好きだし、この映画の存在はプライムビデオのレコメンドに出ていたので、認識してはいたが、常日頃から「生活に犬が足りていない」と感じている為、こんな映画はテレワーク期間中に観ると「危険だな」と近づかないでいたのに、愛聴するラジオの課題映画になってしまったので、観るしかない(知らんがな)と意を決して鑑賞。
やっぱりな。犬が欲しくなってしまった。
テイストは『僕のワンダフルライフ』的な犬の心の声をストーリーテラーとして語る語り口で、とあるレースの才能を持った飼い主に飼われて、レースが好きになった犬の一生が描かれる話だった。

[良かったところ]
犬の演技が素晴らしく、ちゃんと場面に合わせた表情をしているのが凄かった。可愛いだけじゃないんだな。セリフ回しも面白かったし。
演出もいいところが多く、特に赤ん坊が生まれる時のイキミ声とエンツォ(主人公犬の名前)が見ているTVから流れるエンジン音がリンクしているところが良かった。
あと、飼い主のデニーを演じるのがマイロ・ヴィンティミリア(THIS IS USとかロッキー・ザ・ファイナル以降の息子役の人)なので、このテイストのドラマ映画に非常に親和性が高い。

[気になったところ]
うーん。もう一度言うが犬がとても欲しくなってしまった。

------------------
犬が好きで、一人暮らしなのに無責任に犬を飼ってしまわない人に非常にオススメです。
何となく落ち込んでいる人にもいいかも。
あ、どうでもいい話ですが、猫も好きです。
woos

woos