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ディープ・ブルーのserinaのネタバレレビュー・内容・結末

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

やっぱさ、サメ映画って人間食べられてなんぼだよね。クソ人間が出てきて、喰われてろって思った矢先に悲鳴上げながら海に引きずり込まれていくのがいいんだよね。今回、サミュエル・L・ジャクソンは悲鳴パートすっ飛ばしてそのまま深海に消え去ったけど。結局、いいやつもひとりくらいは食べられて惜しまれるのもサメ映画の醍醐味だよね。小鳥とともに安らかに、アーメン。

主人公・カーターは「老い」以外で死ぬことはないだろうなっていう屈強さを持ってながらも、あまりに危機的状況が重なり過ぎて、「まさかここで死んだりしないよね」って心配になった瞬間が何度もあったからスリラー映画として良質すぎる。(ちなみにこのカーターは「ミスト」のお父さん役やってる俳優だってことを知って本編の興奮度に匹敵する感激)

人口サメの研究に悪天候に研究所の崩壊に、次から次へと災難が降り注ぐけど、全部お利口なサメ少女の仕業だったのが鳥肌。最後、全ての元凶の女研究員は、「ユーファッキンビーーーーッチ」とか言ってメズザメに食べられたら爽快度1.5割り増しだった。
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