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国家が破産する日のsnatchのレビュー・感想・評価

国家が破産する日(2018年製作の映画)
4.0
🤩これも凄いな韓国映画🤩絶対によそ見させない吸盤みたいな映画
コロナ禍で予告編を観た時はおっそろしいタイトルだなと思って観なかったのですが😨早く観ればよかった

実際に起きた韓国の1997年の通貨危機、そこを軸に政府、市場を支配している大企業、官僚、韓国銀行の通貨政策チーム、危機を見越し今こそチャンスだと賭ける若者。町工場の経営者、IMF。これら各人の状況と他に及ぼす波紋を見せていくので、アメリカの置いてけぼりになる金融危機映画と違って分かりやすかったし、何と言っても恐ろしかった、大丈夫なんでしょうか😨日本は

主人公の女性が、斬り込んでいく映画だと思っていたらそんな単純でもなく、若い男が善か悪かなんていう簡単な話しにはしない。その男を演じたユ・アインの予言がその通りでカッコいい! 唸る!⇦脚本通り演じているから当たり前だけれど😅
正確に分析した対応策が真っ当でも、政府や大企業の思惑で同じ穴の狢の地位と利益が優先で、庶民とはどこまでいっても交わらない😠

人間は同じ事を繰り返す、に続くラストのメッセージは大切です!
🙄しかしまあどうして韓国って歴代大統領は汚職で捕まるのだろう
こうなると、平成 令和と日本も拾えば色々な素材があるのだが、映画として上手く鮮やかに濃厚に咀嚼するのは難しいのか…政治映画が大ヒットすれば、投票率も上がるかも…かもね!
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