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国家が破産する日のレクのレビュー・感想・評価

国家が破産する日(2018年製作の映画)
3.8
1997年に実際に起こった韓国の通貨危機を描く。
IMFの支援を受けるか否かの内幕と息が詰まるその交渉。
これぞ韓国映画といったオーソドックスながら重厚な社会批判。

政府内のやり取りだけでなく中小企業の現状を描くことで庶民と政府を対比的に描き、事実の隠蔽や目論見など国の闇を赤裸々に綴りながらもアメリカを批判する傑作。

常に疑い、考えろ。次は我が身だ。
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