2022年 32作目
第一次世界大戦の記録映像をカラー映像に変換し、戦場で起こっていたリアルを描いたドキュメンタリー作品。白黒映像ではどこか俯瞰的な印象を受けることが多い。ただ、映像が色付くことで一気に没入感が強まっていった。戦場にいた彼らも一人の人間であり、一人一人に家族や思い出があるという当たり前のことに気づかされる。
兵隊として戦地赴いている時と笑顔が非常に印象的でこれもある意味の今まであまり描かれてこなかったリアルであると思った。そして、終盤の激しい戦闘シーンと戦闘後の両軍の関わりも戦争が本当に無意味であることを物語っていた。
100年以上を経った今現在でも戦争が起こっている。この映画をより多くの人が鑑賞してほしい。