新しい映像体験すぎて、なんだこれは…と終始、頭が追いついていかなかった。
ぬるぬると3Dと2Dを彷徨いながら表現される不気味さが印象的。家に入っていく場面は若干酔った。事前にコロニア・ディグニダについて調べていたのでなんとなく登場人物や事象が象徴しているものが入ってきたけれど、前情報なしだと難しいかも。それにしても、閉鎖的なコミュニティから逃げてきたのにマリアは自分でも同じことをしてしまっているのは皮肉だったな。後々考えると、結局最後はオオカミに助けを求めてしまうのがゾゾゾっとした。
ただ眠すぎて、夢を見た感覚になっているのでもう一度ちゃんと観たい。でも、この監督が天才だということはしっかり頭に刻まれました。
