ご機嫌な黄色

オオカミの家のご機嫌な黄色のレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
4.3
やっと体験してまいりました
マイリマシタ

もうやだ
現代でお金払って時間作って観た大人な私だからいいものの、時系列狂って幼き私がシネマチューズデー📺でうっかりこれ見てなくてよかったよホント
何を見せられたのか解らなくてもググれなくてジュンク堂に行くしかない時代じゃなくてよかったよホント
強烈な映像体験だわ
なんでコレ映画なの?美術館で区切られたフロアで観る芸術品でしょ
もうやだ大好き❤


隅々まで絶え間なく有機的にウズウズ蠢き変わり続ける二次元と三次元には境はなく反応し合っている、
不快な環境音も絶え間なく生々しく、
オオカミの声は予告編のマリィ〜アァの調子だし子守唄まで歌われちゃ眠い……が、眠れない
目を開けて観るその悪夢を1秒足りとも見逃したくないと思う、
そう思わされている事自体悪夢だ
だってこれはヤバいプロパガンダムービーなんだもの

見事に支配されちゃったね


想像できることは実現可能というけれど、
マリアちゃんの楽園は、体験から離れた理想にはならなかったんだね
負の連鎖を止め、実体験から離れた理想を現実にする為に、フィクションがあるのかなと思ったり
フィクションを経験することで、実体験からしか想像しえない未来や似た者への共感を越えて、
より広い世界や未来とより様々な他者への想像力かつ思いやりを得るんだろうな
目を閉じて観る夢は強制的に見せられるフィクションで、うまくできた仕組だなぁなんて

で、
コロニア・ディグニダは実在の恐怖だし、
そこで幼い被支配者に見せていたフィクションがコレという設定なんでしょ?(まだパンフも読んでない迸りなので誤解してるかも😣)
そりゃ第二のマリアちゃんがいても楽園は作れない未来だ
こわっ もうやだ
ストップモーションアニメというモノ自体既にが狂気の産物なのに
この監督さんらは『骨』といい設定フェチなんだろうな


だからぁ明日も映画観ていい?
だって筋肉もガダーも私の現実にはないんだもんっ(☯⁠‿⁠☯⁠✿⁠)


       キィイ〜〜ロォ〜 
               (゚Д゚)
ご機嫌な黄色

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