からすけ

クローブヒッチ・キラーのからすけのネタバレレビュー・内容・結末

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

家でも外でも慕われる父。
そんな父がもしかしたら10年前のシリアルキラーの犯人では!?

という感じで物語は進みます。ただ序盤から、父が怪しいぞ!という証拠が沢山出てくるので、逆に父が犯人じゃないパターンを想像したけどそんなこと無かったね。
普通に父が犯人でした。
そういうどんでん返しを楽しむ系では無かったです。
絶対だった父を越えて成長する少年の物語でしたね。

まあそれにしては超えるべき父の所業鬼畜すぎたけどね!笑
シリアルキラーダメ、絶対。
残された母親がいちばんしんどいなぁ。
楽しく久々の里帰りしてたら夫が行方不明からの死亡て。
辛いて。
そりゃ朝からパンケーキ焼いてる暇ないわなぁ。

息子に見つかってからも「これは両者合意の上の浮気だ」とか「彼女が襲ってこようとしたから自衛した」とかどこまでも言い訳を重ね、挙句には実の息子も殺そうとした父親は、傍からみたらとてもじゃないけど救えないし地獄に落ちるべき人間でした。
でも、最後の主人公の「愛してるよ」のメッセージを考えると複雑ですね。
もし彼女がいなければ、犯行現場見ても父の言い訳真に受けてたかもなと思ってしまったり。
そんな愛すべき父を殺してまで守った母親と妹と、これからは穏やかに幸せに暮らしてほしいものですね!
からすけ

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