チャイニーズ・ゴーストストーリー のような感じ。
ポイントは30前〜40年前の香港映画のようだということ。作りに古さを感じざるをえません。
色々とチープで残念な感じ。ファンタジー映画ですから不愉快にはなりませんけど。全てがファンタジーという感じです。
もっとしっかりと作れば良い作品になる要素はたくさんあったのに、同じ悲恋モノでも ラスト・レター には遠く及びません。
挿入歌・エンディングテーマも玉置浩二さんの曲のアレンジっぽいし…
途中で水墨画や色彩画のようなアニメーションがはいるのですが、あれは 天野喜孝 さんのパクリ？似過ぎじゃない？？ 押井守 監督の 天使の卵 の絵や ファイナルファンタジー のキャラクター画の色を濃くしたのによく似過ぎていて…
中国人の特性がかなり出ている作りですね。それをよく描かれていてすばらしいととるのか今の時代に映画でまだそんな描き方をしているのかと受け取るのかはその方次第です。
ジャッキー・チェンさんは普通にカンフー映画を作る方が良かったのでは？
いやいや、最近のはひどいのばかりだからこれを作るのと変わらないのかな？？
なんにせよ故郷を斬り裂いてまで得たかった立場や作りたかった映画がこれかと考えると…哀しみがとまりません。
この週はなかなかないくらいに当たり映画ばかりだったのですが、本作は最悪にして唯一のハズレ作。
