サミー

ラスト・キングダム 死すべき7人の王のサミーのレビュー・感想・評価

2.6
「作りと感想」
テレビシリーズを、劇場版・映画として完結編を作ったもの、らしい。

まだテレビシリーズ版を見ていないのです。
そういうわけですので、シリーズが好きな方や、スペクタクルなものが見たい方には、オススメです。
インディペンデント系や、単館系の映画を見たい方・好きな方にも推薦できます。
ハリウッド映画とは違ったタイプの雰囲気が作りですので、それを期待している方は、まずは心の準備が必要です。


「ヴィンランド・サーガ」に通じているのが、感じられます。

結構、堅実の作りをしています。
なかなかに、見応えがあります。面白い。
ただし、だからなんだといえば、正直なところ、その通りです。
歴史からみたイングランド、イギリス、英語圏の人のやってきたこと・行動を考えると、都合の良く綺麗なことや、美しいことをいっているようにも感じられてしまうのは、事実です。


物語として、ドラマの内容として。
自分が成功をつかむために他者を駆逐する、というのは一つの方法です。
同時に、やりすぎたら、自分が力が落ちた時や、油断しているときに、身を滅ぼしかねない。
とまあ、そういうことです。
宗教・信仰やら、家族やら、生活やら、正義やら、幸福といったもの。これらに関わっていてもです。


アングロサクソン年代記、イングランドの歴史という作品ですが、あくまでも史実に基づいたフィクションのエンターテイメント作品・商品ですので、信じすぎてはなりません。
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