夏色ジーン

クワイエット・ボーイの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

クワイエット・ボーイ(2015年製作の映画)
3.5
感想川柳「本当に 悪魔なのは 誰なのか」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

村の大人たちが悪魔の格好をして、子ども達を驚かせる祭りの日。4歳になるトンミは祭りを怖がって父マヌエルのそば行くが、酔っている父に邪険にされる。その後トンミは一人森の中へ入りこみ、行方知れずになってしまった。事件から5年後。街の地下道で孤児の少年が保護される。DNA検査も合致し、マヌエルは息子だと信じるが、飼い犬が息子にだけ吠えたり、教会を気持ち悪がるなど、少年を息子ではなく悪魔の子だと疑う…というお話。


行方不明になった息子が5年ぶりに戻ってきたが、それは何か違っていた…というのはSFやホラー映画でよくあるやつですが、これは何か趣が異なります。((((;゜Д゜)))

あんまり喋らない、ハグを嫌がる、女の髪を引っ張って抜く、犬を殺す、教会に入ると吐くという行為は確かにマトモとは思えません。( ´_ゝ`)

しかしそれを父親は必死に庇います。(・・;)自分が目を離したせいでいなくなったということに、負い目を感じているのでしょう。

しかし様子がおかしいのは祖父や母親、バーの店員も同じ。トンミを『この世のモノじゃない』ような目で見ます。(。´Д⊂)

この作品はトンミではなく『母親』がポイントなんですよね。(-_-)゛


ネタバレ厳禁なので詳しく書けませんが、間違いなく自分が好きな作品です。(。・ω・。)ゞ


んでまず(^_^)/~~