Filmarksさんの試写会で鑑賞。
私がインド映画にはまったのは前作の「ロボット」（2012年）が切欠だったので、本作品を楽しみにしていました。
本作だけでも楽しめると思いますが、前作を踏まえて観ることをお勧めします。
インド映画はハリウッドにはない個性のある作品が多いと思っていたら、インドではなんと年間1800作も新作が公開され、その数は世界一。第二位が中国の1000作、アメリカは3位だそうです。
本作品は、そんなインドで史上1位の製作費90億円をかけて作られ、歴代2位の大ヒットを記録した作品です。
そして本作のVFXのカット数は「キャプテン・マーベル」よりも多いとか。
本作品が面白くないわけがありません！
物語は鳥が舞う中で一人の老人が電波塔で首を吊ることから始ます。
そして町中のスマホがどこともなく飛んでなくなる事件が起こります。
それを解決するために解体保存していたロボットのチッティを復活させるのですが、思いもよらない展開に.....
ハリウッド作品とは桁違いに大きなスケールで描かれたアイアンマン対バードマンの夢の対決が待っています！
もっともスケールがデカければ良いというわけでもありません。
冒頭は2D映像でありながら、まるで3D映像を観ているかのような立体感のある映像から始ます。
続いてヒロイン役のエイミー・ジャクソンが登場！
彼女はミスなんちゃらだそうで、アジア人とは思えない欧米人のような顔立ちの超美人です！
この女優さんを観るだけでも一見の価値ありです。
そしてインドの名優ラジニカーントの演劇のような大ぶりの演技が素晴らしいです。
インド映画ならではの踊りも健在です。
笑も沢山あります。
音楽も良く、鑑賞後、エンディング曲が自宅に帰宅するまでずっと頭の中で鳴り響いていました。
音質の良い劇場で是非ご覧になってください。
そしてロボット2.0は、それだけでは終わらないオマケつきの2部構成です！
ラストは前作「ロボット」が投げかけた伏線を見事に回収です！
終わったと思っても劇場が明るくなるまで帰らないように！
技術の活用のありかたをテーマにした、笑いあり踊りありバトルあり美人ありの超娯楽作品です。
