このレビューはネタバレを含みます
気球で国境を超えるなんて、それこそ映画的な発想なんだけど、その選択しかないくらい越境は現実的に不可能に近いことだったんだろうな。
誰が密告するかわからない状況であんなデカいものを2回も作るエネルギー、そして知識。
気球って材料と知識さえあれば一般家庭で作れるん?w
それに1回は失敗してるし、2回目は急拵えだし、作ってる間も不安しかなかったろうなー。
失敗=死だし、けれど例え失敗してももうやるしかなかったんだろう。
データシステムなんてものが無かったお陰で個人特定にも時間がかかってある意味、時代にも助けられたとこもあるね。
映画的には主題に入るまでがスムーズでハラハラもあり、また分かりやすい構成で良かった。
ただ、ハラハラポイントがまさにあんな映画的な要所で本当にあったのかな。