かなり期待してみたがこれは、、、。
内容はノンフィクションがベースなのでさすがの見応え。
僕は自分をリベラルと自認してるつもりだけどこんな時代劇みたいなやり方で権力を批判して本当にいいのかなって疑問は残る。
この演出ではただ反体制側の溜飲を下げるだけになってしまわないかな。あからさまに元ネタがわかる事件、ネーミング、省庁官庁内は常に照明まっくら。これじゃ陰謀説を映像化してるみたいであまりにもフェアじゃないと思った。
官僚は目の前のことを淡々とこなしているだけなのにそれがいつしか不正に繋がる、人が死ぬ。その恐怖を描いて欲しかった。
もっと自分を保守とかちょっと右寄りとか自覚してる人に響く演出でやってくれないと分断を招くだけでは?
楽しみにしてたので少しがっかりしたけどもっと日本の政治を扱う映画は増えてほしいから応援したい気持ちもすごくある。
はやくこういう映画が挑戦とか言われなくなる国になってほしいです。