ピッコロ

我輩はカモであるのピッコロのレビュー・感想・評価

我輩はカモである(1933年製作の映画)
3.5
ツッコミ不在

チャップリンぽいけど、チャップリンぽくない!
チャップリンに近いけど、チャップリンからは遠い!
似てるようで、ぜんぜん似てない。
自分、何を言ってるのか?分かりますか?笑

主役の人、ジャケ写を見ても分かる通り、ヒゲを生やしてるように見えるけど、たぶんマジックで描いてるだけ!笑
今も芸人さんがよくあるマジックで描いたヒゲ!
1933年に、すでに発明されてたのだ!

個人的に、主役の人よりも、まったく役に立たない永遠とボケ続けるスパイの二人組の方が面白かった!
電話が鳴ると競うように受話器をとり、適当に会話して切って、また電話が鳴ると・・・。
この繰り返しが、永遠と続く。。。

また、ちょっかいばっか出してくるので、まわりを、うろちょろ動きまくる。。。

帽子のくだりとか、まぁ長い!長い!
帽子の取り合いを永遠と・・・。
たぶん3分ぐらいやってたんじゃないかな?笑

ツッコむ人が不在なんで、誰も止めてくれないし、止まらない!
まるで、ブレーキが壊れた乗り物みたいだ!

一番驚いたのが鏡を使ったコント!
鏡のこっち側は本人で、向こう側は別人。
正確に言うと、今作は、どっちも偽物なんだけど・・・。
鏡の前である動きをすると、それに合わせて向こう側の別人も同じ動きをするっていうコント?
これも、1933年に、すでに発明されてたのか~!!!

一応、戦争が絡んでる映画なんで、反戦的な意味も込められてるのかな?
そうとは思えない内容だったけど・・・。笑
クライマックスが、なかなかカオスで、好き放題し放題!!!
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